車検比較マニュアル プリウス編|格安車検探しなら「とことん車検ナビ」

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プリウス編

プリウスイメージ

このサイトを見ている皆さんはおそらく「プリウスの車検費用がよく分からない!」という方が多いのではないでしょうか。

1997年に登場した世界初の量産ハイブリット乗用車で、2016年度,2017年度と2年連続で国内の乗用車の新規販売台数1位を獲得するなど、その燃費の良さから登場初期から現在にわたり根強い人気を誇っており、最も知名度のある乗用車といっても過言ではありません。

そんなプリウスですが、2年に1度の車検の際にはモデルによってかかる費用が変わってくることはご存知でしょうか。この記事ではプリウスα、プリウスPHVなどモデル別の費用の内訳やプリウスならではの点検・車検のポイントなどをまとめてご紹介します。


プリウスの車検法定費用
エコカー減税に着目!

車検の費用は大きく分けて二つあり、その内の一つが法定費用と呼ばれるものになります。

法定費用には車両の重量税・自賠責保険料・印紙代などが含まれ、ディーラーで車検をしても民間の企業(車検業者やガソリンスタンドなど)で車検をしてもこの費用は同じになります。
この内、自賠責保険料と印紙代はモデルによらず金額が変わらない費用で自賠責保険料は24ヶ月分で21,150円印紙代は1,200円となります。


重量税は車の重量に応じて加算される税金であり、0.5トン刻みで分類されています。
モデルによって法定費用が変わる原因や、巷でよく聞くエコカー減税が関係してくるのがこの重量税であり、エコカー減税対象車であるプリウスは重量税が減税、もしくは免税になるため法定費用が安くなります。(モデルや購入年度によって異なるため注意が必要です)

プリウスには大きく分けてプリウス、プリウスα、プリウス4WD,プリウスPHVの4種類がありますが、プリウスPHVを除くモデルは1.0トン~1.5トンのクラスに、プリウスPHVは1.5~2.0のクラスに分類されます。


プリウス、プリウスα、プリウス4WDの場合

前述したとおり、プリウス、プリウスα、プリウス4WDのモデルは重量1.0トン~1.5トンに分類されます。これらはエコカー減税対象車であり、自動車重量税は初回車検時については免税(0円)2回目以降の車検時の自動車重量税額は15,000円になります。

プリウス・プリウスα・プリウス4WD
初回の車検法定費用
法定費用
重量税 0円
自賠責 21,150円
印紙代 1,200円
合計 22,350円
プリウス・プリウスα・プリウス4WD
2回目以降の車検法定費用
法定費用
重量税 15,000円
自賠責 21,150円
印紙代 1,200円
合計 37,350円

プリウスPHVの場合

プリウスPHVの場合は重量1.5トン~2.0トンに分類されます。こちらもエコカー減税対象車であり、自動車重量税は初回車検時については免税(0円)2回目以降の車検時の自動車重量税額は20,000円になります。1回目の車検法定費用は他のモデルと変わりませんが、2回目の車検の法定費用はプリウスPHVの方が5,000円高くなります。

プリウスPHV
初回の車検法定費用
法定費用
重量税 0円
自賠責 21,150円
印紙代 1,200円
合計 22,350円
プリウスPHV
2回目以降の車検法定費用
法定費用
重量税 20,000円
自賠責 21,150円
印紙代 1,200円
合計 42,350円

車検基本料金と整備費用

車検の費用には大きく分けて二つあるとお話ししましたが、法定費用ではないもう一つについてここでご説明したいと思います。

それは車検を業者が行う際に発生する手数料(その呼び方については業者によって様々ですが車検基本料金と呼ばれることが多いため、ここでは車検基本料金と呼びます)と、車検を通すために必要な整備費用です。これらは法定費用とは違い、どこの業者で車検を受けるか、あるいは車の状態や年式などによって大きく異なります。つまり法定費用がどこの車検業者でも同じである一方、車検基本料金と整備費用は業者によって異なるということです。

業者に頼む際にかかる費用であるため、点検や整備、検査場での手続きを自力で行うユーザ車検の場合にはこれらの費用はかからず法定費用のみで車検を行うことができます。しかしユーザー車検の場合には一回で車検が通らないケースも多々あり、しかもユーザー車検で使える車検検査場は平日しかやっておらず(しかも検査場のスタッフは書類に不備があったりすると問答無用で審査を落とすため、メンタル面でも辛いです)手間がかかる点や車検後の安全面考えるとやはり業者にお願いする方がオススメです。

車検基本料金や整備費用の相場は業者や車種によって様々ですが、一般にディーラーは高く、最低限の点検と車検の代行のみを行う車検代行業者と呼ばれる業者は比較的安く、値幅としては2万円から10万円と言えます。整備費用は走行距離が長かったり、部品交換があったりする場合は部品交換が必要になるなど手数料以外に追加で費用がかかるため総合して高くなりがちです。
ディーラー車検が高い理由については高い、安心?ディーラー車検の真実と安くするコツをご覧ください。


プリウスの車検費用例

では実際にプリウスの車検をディーラーに出した際の費用計算の一例を見て行きたいと思います。例として用いるモデルは通常モデルのプリウスで2回目の車検を想定します。

法定費用としてかかるのは前述したように重量税と自賠責保険料と印紙代になります。
重量税についてはこの場合エコカー減税により免税となるため15,000円、自賠責保険料は21,150円、印紙代が1,200円であり、法定費用の合計は42,030円になります。

続いて車検基本料金(手数料)が9,500円整備代金が42,000円として合計51,500円(このあたりは車の状態や依頼する車検業者で大きく異なります)。

法定費用と車検基本料金を合わせて93,530円がこの例の場合の車検の金額になります。

車検を安く抑えるコツ

  • 01

    自分のタイミングで
    メンテナンスを実施する

    法定費用はすべてのお店で一律に設定されているので安くすることは出来ません。しかしメンテナンスを自分で実施することで車検時のメンテナンス費用などは抑えることが出来ます。メンテナンス費用の中には摩耗する部品などの交換も含まれています。例えばワイパーブレードの交換などは3,000円程度で購入して自分で交換することが出来ます。ワイパーブレードを通販で販売しているショップもあるようです。またエンジンオイルの交換なども車検時にやらなくてはならないものではないため、交換が必要な様子であれば車検の数か月前後にオイル交換をしてしまう事もオススメです。実は車検ではオイルについての点検項目はなく(24か月点検にはオイルに関する点検項目があります)、まとまったお金のかかる車検のタイミングでオイル交換をしなければならないという訳ではないのです。このように自分のタイミングでメンテナンスを実施することで、車検時に必要となる金額を抑えることが出来ます。一度に大きな金額が必要になるよりも数回に分けて負担が分散された方が家計へのダメージは少なく、車検前に用意する金額が少なくなるため慌てなくて済むようになります。

  • 02

    クーポンを利用!
    Webで車検を申し込む

    とことん車検ナビなどのネットを通して車検を申し込むと割引が利く店舗が多くあります。単純に料金が割引になるだけではなく、キズやヘコミの補修費用が割引になるお店やオイル交換が無料になるお店、中には牛肉や魚介類などの食品をもらえるお店などもあります。車検を申し込む前に自分の目的に合ったお店をWebで探してみると結果的に安く車検を受けることが出来ます。とことん車検ナビには車検のお店が多く掲載されているので、色々なお店のクーポンをチェックしてみるのも楽しいです。

  • 03

    各種割引制度を最大限活用する

    一つ目のコツと似ていますが、車検屋さんには様々な割引制度が揃っているところが多いです。例えば数か月前から車検を予約しておくことで割引が実施される場合や、初回割引、リピーター割引、平日割引などの割引制度があります。自分が使えそうな割引制度がないかを探すだけでも楽しいものがあります。うまく割引制度を使えば合計で1万円以上も車検費用が安くなるケースもありますので、ぜひチェックしておきたいポイントです。

プリウス車検のポイント

  • 01
    ブレーキパッドの交換時期は
    普通車より長くてOK!

    プリウスはハイブリット車両ですのでブレーキをかけた時に通常のブレーキと電気を充電する為の回生ブレーキという二つのブレーキが備わっています。普通の車だと回生ブレーキがない分、通常のブレーキで速度を落とすため、摩擦を加えて速度を落とす役割をするブレーキパッド(自転車のブレーキでタイヤと接触しているゴムの部分と同じような役割をしています)は激しく消耗します。通常はブレーキパッドの厚さが5mm程度になれば交換し、2mm程度になると即座に交換しなければならないと言われています。この厚さの基準はプリウスでも同じなのですが、回生ブレーキがある分だけ普通の車よりもブレーキパッドの減りは遅いのです。走行距離が10万キロを超えてもブレーキパッドがほとんど摩耗していないというケースも多くあります。中には車検の度に「とりあえずブレーキパッドも交換しておこう」という方もいらっしゃるようですが、プリウスの場合には一度ブレーキパッドがどれくらい摩耗しているのか確認した方がいいかもしれません。初回の車検時であればブレーキパッドの交換はほぼ必要ないと言えるでしょう。

  • 02
    補機バッテリーの点検は必須

    プリウスには2種類のバッテリーが内蔵されています。一つは駆動バッテリーと言い、モーターで車を走らせるためのバッテリーです。もう一つは補機バッテリーと言います。補機バッテリーは車内のアクセサリやハイブリットシステムを稼働させるためのものであり、補機バッテリーが上がるとプリウスはハイブリットシステムが稼働しなくなり走行できなくなってしまいます。この補機バッテリーですが、通常3~4年程度で寿命を迎えてしまいます。補機バッテリーが寿命を迎えると当然交換が必要になってくるのですが、突然バッテリーが上がってしまうなどの事態を避ける為にも初回車検時から点検することを強くオススメします。初回車検時に問題はなくとも、次の車検までの間にバッテリーに不具合が出る可能性が高いということについては認識しておきましょう。出先で突然動かなくなるという事態を避けるためにも、4年ほどしたら補機バッテリーの交換を推奨します。

  • 03
    ガソリンスタンドでも車検が出来る

     一昔前まではプリウスなどのハイブリット車の車検を実施する為に必要な機械が流通しておらず、ディーラーでなければ車検が出来ないというような状況がありました。現在ではハイブリット車用の車検機械が広く流通されており、普通のガソリンスタンドで車検を申し込めるようになりました。車検代をとにかく安く抑えたいという方はガソリンスタンド等の格安車検がオススメです。

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