車検が全くの初めての方でも、このページさえ読めばきっと大丈夫!車検は2年に1度行われる大切な愛車の「健康診断」です。そうとなると車検をお願いする時は、信頼できる業者をしっかり見極めたいものですよね。この「車検のいろは」では、車検の基礎的な知識から安心で安くて得する車検の選び方までを伝授します!
いろは その1 車検って何?
- 車検とは
- 道路運送車両法では、車が安全性や公害防止面で問題ないかどうかを国の機関(運輸支局)で定期的に検査するよう義務づけられています。これを正式には「継続検査」、一般名称では「車検」といいます。車検の有効期限が切れた自動車は、原則的に公道を走ることが認められていません。これに違反してしまうと、免停などを含めた厳しい罰則の対象となります
- 車検の有効期間
- 車検を行う時期に関して、自家用乗用車と軽乗用自動車は、新車登録から3年目、それ以後は2年ごとと定められています。
(トラックやバスなど事業用自動車の期間はさらに短く定められています。)
車検の有効期間を車検満了日と言い、自動車検査証(車検証)に記載されています。
車検に合格すると、この車検証が更新されて、新しい車検満了日が記載された検査標章(フロントウィンドウに貼るシール、通称「車検ステッカー」)がもらえます。
車検満了日を過ぎた自動車で公道を走ると重い処分(免許停止90日)の対象になります。
車検の有効期間について詳しくは"いつから受けられる?車検の期間"をご覧ください。
自動車検査証
(車検証)検査標章
(車検ステッカー)
- 車検の時に行うこと
-
車検の前または後に法定2年点検を実施し、必要に応じて整備を行わなければなりません。
したがって一般的には、「点検」「整備」「検査」を総称して「車検」と呼ばれています。
また、車検を行った際には、同時に自賠責保険料と重量税を支払う必要があります。 - 車検にかかる費用
-
自賠責保険料、重量税、印紙代(継続検査手数料)に関しては法定費用なので、全て一律に決められており、業者によって金額の差はありません。 しかし、このほかに支払う検査手数料・点検料・整備料等の金額は業者によって異なるため、きちんと比較することが大切です。
各業者の車検費用を比較するには、それぞれの見積もりを出す事が一番効果的です。
車検費用の内訳についての詳しい内容は、“車検費用の内訳を徹底解説!”をご覧ください。
また、軽自動車の車検については、“車検比較マニュアル 軽自動車編”、
プリウスの車検については、“車検比較マニュアル プリウス編”を参照してください。
種類 | 軽自動車 | 乗用車 | ||
---|---|---|---|---|
区分 | 小型自動車 | 中型自動車 | 大型自動車 | |
車両重量 | ![]() 一律 ワゴンR・ライフ等 |
![]() ~1,000kg マーチ・デミオ等 |
![]() 1,001~1,500kg レガシー・ゴルフ等 |
![]() 1,501~2,000kg オデッセイ等 |
重量税 | ¥6,600 | ¥16,400 | ¥24,600 | ¥32,800 |
自賠責 2023/4以降 |
¥17,540 | ¥17,650 | ||
印紙代 | ¥1,100 (※印紙代は車検を行う整備工場の種類により異なります。) |
ご希望の条件で選ぶ
- 車検に必要なもの
- 車検当日に必要なものは以下の通りです。特に「自動車税納税証明書」は税務署から自宅に郵送されてくる書類なので、紛失してしまう方が多いようです。しっかりと保管をしておき、車検当日に困ってしまわないようお気を付けください。
●車検証
●自動車損害賠償責任(自賠責)保険証明書
●自動車税納税証明書
●印鑑(認め印)
●車検費用(現金または決済に必要なクレジットカードなど)
車検当日に必要な持ち物について詳しい内容は:”車検当日に必要な持ち物は?”をご覧ください。
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